優都ぴあとは
■グループホーム

学童保育所との複合施設
昨今、核家族化や少子高齢化が進み、地域や人との交流が難しくなってきています。昔は、外で遊ぶ子供たちがたくさんおり、時には「こら!」と厳しく叱ってくれるおじいちゃんがいたりしました。大人になった今、子供の頃を思い出すとちょっと懐かしくなりますよね。物の豊かさから、心の豊かさを求めて、人とのふれあいを改めて大切にしようと計画された施設が、幼老統合施設『ユーカリ優都ぴあ』です。少人数で自発的な生活を送る高齢者グループホームと、放課後の家庭の役割を担う学童保育を併設して運営しております。このような異年齢の施設を複合することで、ふれあいや交流の輪を広げ、あたたかい心や人を育んでいきます。
グループホームとは
「できれば認知症にはなりたくない」「認知症になったら家族に迷惑をかけてしまう」なんて声を聞くことがあります。
もし、認知症になっても「自分のやれること」を見つけ「自分らしく暮らせる」場所ってあったらいいですよね。それが住み慣れた街ならなおさら・・・。そんな望みを託せるのが、グループホーム「ユーカリ優都ぴあ」です。
グループホームでは、継続的にグループを保ちながら、出来るだけ自立的な生活を営んでいきます。
掃除、洗濯、等の家事も、無理のない範囲で職員と一緒に行います。あくまでも入所された方々が主体的な生活を送ることが目的ですので、スタッフはサポート役に徹します。その上で「ユーカリ優都ぴあ」では、既にユーカリ優都苑で実践しているダイバージョナルセラピーの考え方に基づき、個々人の独自性と個性を尊重し、園芸セラピーや音楽セラピーなど、利用者の趣味を活かした活動を考えています。特に、隣接しているケアガーデンでは、四季の花々を愛でることはもちろん、野菜の栽培、収穫などが出来、採れたて野菜を食卓に並べることも出来ます。
このように、グループホームでは、入居者の方に出来るだけ出番や役割を持ってもらうようにしていきます。そして、ご入居者の方の「やれること」が少しでも長く続けられるよう職員がお手伝いしていきます。
運営理念
ユーカリ優都ぴあでは、それぞれ異なった価値観を持った入居者の方と職員が、一緒に生活するようになります。他人同士の集まりですから、みなさん個々の自己主張から始まるでしょう。そこには、ちょっとしたことから共感や感動が生まれる反面、誤解や偏見が出てくるかもしれません。今まで育ってきた環境が違うのですから当然ですが、全員が自分を主張するだけでは、共同生活は成り立っていきません。
自分という「私」だけが「あなたに分かって欲しい」と思っているのではなく、相手の「あなた」も、同様に思っているはずです。お互いに間違った認識をされるほど辛い事はありません。この誤解を引き起こさない為には、「私」と「あなた」は、お互いの個性を理解し、認め合うことが大切だと思います。
ユーカリ優都ぴあでは、このように、お互いの存在を認めあうことから始めたいと思うのですが、それには時間が必要でしょう。ゆっくり、焦らずに「私」を表現して、「あなた」を受け入れていきましょう。その過程の中で、「私」にとって「あなた」が必要と思えれば、逆の立場も成立しているはずです。
自然な時の流れの中で、誰かが誰かを支えている、そんな関係を作っていきたいと思います。
2008年06月
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